プロレス界における衝撃の瞬間、それはダンプ松本がフォークを武器にしたとされる事件です。
1985年の試合で、彼女は相手選手にフォークを刺すという過激な攻撃を繰り出しました。
この行為は、ただのパフォーマンスなのか、それとも実際に行われた暴力なのか、多くのファンの間で疑問視されています。
映像の不明瞭さや当時の放送規制も影響し、その真相は長らく謎に包まれていました。
果たして、ダンプ松本は本当にフォークを使っていたのか、その真相を追いかけてみましょう。
ダンプ松本の衝撃的な攻撃
ダンプ松本がフォークを使って相手を攻撃していたというのは、信じられない事実です。
1985年4月26日に鹿島町立体育館で行われた試合では、ダンプ松本がクレーン・ユウの頭部にフォークを刺していたことが確認されています。
映像は少し荒いものの、実況では「フォークで…」と明言されていますので、間違いありません。
フォークを刺したまま試合を続行
さらに驚くべきことに、1985年3月19日の試合では、大森ゆかりがダンプ松本からフォークを奪い、なんと彼女の腕に刺してしまう事件がありました。
この時、ダンプ松本は流血しながらも試合を続けていたとのことです。
当時の放送は規制がかかり、テレビでは映像が流れなかったようですが、今振り返ると非常に過激な時代だったことが分かります。
フォークが象徴するダンプ松本
ダンプ松本といえば、フォークが彼女のトレードマークになっています。
彼女の攻撃スタイルは、フォークや竹刀などの凶器を用いることで知られており、今もそのイメージが残っています。
ダンプ松本とは？
ダンプ松本は1980年代のバブル時代に日本の女子プロレス界で活躍したレスラーです。
彼女はヒールとして知られ、観客を挑発する役割を果たしながらも高い人気を誇りました。
ヒールとは、プロレスにおける悪役のことです。
観客から嫌われる存在でありながら、その魅力でファンを惹きつけるのは、彼女のカリスマ性を示しています。
幼少期の苦悩とプロレスラーとしての道
ダンプ松本は、幼少期に父からのDVや金銭問題に苦しみました。
しかし、母のために家を建てたいという思いから、ビューティーペアに憧れ女子プロレスラーを目指すようになりました。
1980年には全日本女子プロレスでデビューし、その後「ダンプ松本」というリングネームに変更。
ヒール軍団『極悪同盟』を結成し、ブル中野とのタッグで一世を風靡しました。
クラッシュギャルズとの抗争
ダンプ松本は、人気のクラッシュギャルズ（ライオネス飛鳥と長与千種）との抗争でも知られています。
この戦いは、女子プロレス界に新たな盛り上がりをもたらしました。
Netflixシリーズ『極悪女王』
このようなダンプ松本の波乱万丈な人生を描いたNetflixシリーズ『極悪女王』が、2024年9月19日から配信されます。
ダンプ松本を演じるのはゆりやんレトリィバァで、ティザー映像からもその迫力が伝わってきます。
80年代のプロレスブームの中で生き抜いたダンプ松本の物語が、どのように描かれるのか注目が集まります。
まとめ
ダンプ松本が1985年の試合でフォークを使って攻撃したという衝撃の事実は、プロレス界において今もなお議論を呼んでいます。
映像では、彼女が相手選手にフォークを刺すシーンが捉えられており、実況でもその行為が確認されています。
しかし、その映像の荒さや当時の放送規制もあり、真相はあいまいなままです。
ダンプ松本の攻撃が演出なのか、実際の暴力だったのか、明確な結論は出ていません。
それでも、この事件は彼女のカリスマ性とプロレスの過激さを象徴するエピソードとして語り継がれています。
ダンプ松本の魅力の一端を知る上で、忘れられない出来事と言えるでしょう。
