ACジャパンの広告ってよく見かけますが、どういう仕組みなのでしょう？
広告費はどこからでているのか、気になりますよね。
このことについて調べてみました。
概要
引用元：ACジャパン
ACジャパンは、広告を通じて社会に有益なメッセージを発信する非営利団体です。
活動資金はすべて会員企業や個人からの会費で賄われており、公的資金は一切受けていないようで、広告はメディア会員社から無償で提供された広告枠を利用して放送されているようです。
そして、広告の内容は、社会的な課題に対する啓発を目的としています。
もう少し詳しくみていきましょう。
広告費の資金源は？
ACジャパンの広告費は、会員企業や個人からの会費によって賄われていて、正会員の年会費は1口12万円、賛助会員は1口6万円、個人会員は年6千円です。
会費は広告の企画・制作、運営に使用されます。
そして、政府や公的機関からの補助金や税金は一切受けていません。
会員社の役割
ACジャパンは、広告関連業界の企業から成る会員社によって支えられています。
これらの企業は、広告活動を円滑に進めるために年会費を提供し、その資金は全てACジャパンの運営に充てられます。
そして、公的な資金は一切受け取らず、約1000社の会員がそれぞれの立場から活動を支援しています。
これにより、ACジャパンは独立した運営を維持し、公共広告の制作に専念することが可能となっています。
ACジャパンの会員社は、広告業界における多様な企業から構成されており、各社が持つ専門知識やリソースを活かして活動を支えています。
これにより、広告の内容や方向性に関して多角的な視点が提供され、より効果的な公共広告が制作されるのです。
また、会員社の社員はボランティアとして委員会に参加し、社会貢献活動の一環として意見を出し合っています。
ACジャパンの広告企画・制作においては、会員社の意見が重要な役割を果たします。
多様な企業が参加することで、広告に対するさまざまな視点やアイデアが集まり、より効果的なメッセージが形成されます。
このプロセスは、公共広告が社会に与える影響を最大化するために不可欠であり、ACジャパンの活動が広く支持される理由の一つです。
広告の仕組み
ACジャパンの広告は、メディア会員社から無償で提供された広告枠を利用して放送され、広告はテレビ、ラジオ、新聞、雑誌、インターネットなど多様なメディアで展開されます。
広告の放送は、各メディアの判断で適宜行われます。
震災や事件などの有事の際には、一般企業のCMが自粛されることがあり、その際にACジャパンの広告が放送されます。
広告の影響
ACジャパンの広告は、社会に有益なメッセージを発信し、公共の利益に貢献しています。
例えば、公共マナーや環境問題など、社会的な課題に焦点を当てています。
社会啓発を目的としており、視聴者に考えを促す内容が多く、広告の効果は、社会問題への意識向上や行動変容を促すことにあります。
まとめ
引用元：PRTIMES
ACジャパンの会員社の参加は、企業の社会貢献活動の一環として位置づけられています。
これにより、企業は自らのブランドイメージを向上させるだけでなく、社会全体に対しても貢献することができます。
会員社はボランティアとして広告制作に関与し、公共の利益を考えたメッセージを発信するようになっています。
