2025年の大相撲三月場所で注目を集めているのが、大の里の背中にくっきりと浮かぶ丸いあざ。取り組み中に見えるその痕に、「ケガ?」「何かの治療?」と気になった方も多いのではないでしょうか。
実はこのあざ、カッピングと呼ばれる施術の跡だと見られています。血行促進や筋肉の疲労回復を目的とした伝統的な療法で、近年では多くのアスリートも取り入れている手法です。
今回はこの“謎のあざ”の正体に迫ります。
大の里の背中にある“丸いあざ”の正体とは?
2025年の大相撲三月場所で注目を集めているのが、大の里の背中にくっきりと浮かぶ複数の丸いあざ。取り組み中にチラッと見えるその跡に、「ケガ?」「なにかの治療?」と気になった方も多いのではないでしょうか。
その正体は、「カッピング(吸角)」と呼ばれる施術の跡であると考えられています。
カッピングとは?伝統的な施術法のひとつ
カッピングとは、カップを使って皮膚を吸引し、血行促進や筋肉の緊張緩和を図る療法です。
カップの中を陰圧(真空状態)にして肌を引き上げることで、身体の巡りを整える効果が期待されています。
厚生労働省も「伝統医学の一種」として紹介しており、現代でもスポーツ選手や格闘家の間で活用されている場面が見られます。
過去にも力士や格闘家が実践!カッピング経験者は多い?
実は、カッピングを取り入れているのは大の里だけではありません。
過去には大関・貴景勝も同様の跡を残して話題になったことがあり、さらにアントニオ猪木さんなど格闘技界のレジェンドも実践していたことが知られています。
これらの例から見ても、力士や格闘家の間では珍しくないケア方法であることがうかがえます。
SNSでも話題に!「効果はあるの?」の声も…
大の里のあざに注目が集まったことで、SNSでも「これってカッピングの跡?」「本当に効果あるの?」といった声が相次いでいます。
実際のところ、カッピングの効果については医学的に明確な根拠があるとは言い切れない部分も多く、個人差があるとされています。
それでも、血流改善や筋肉のこわばりを和らげる目的で利用されている例は少なくありません。
大の里の“丸いあざ”は体のケアの一環だった
大の里の背中に残る印象的な丸い跡は、カッピングというコンディショニング法のひとつ。古くから伝わる施術で、近年では多くのアスリートにも取り入れられている手法です。
その効果には個人差があるものの、ハードな取り組みに挑む力士たちにとって、日々のケアは欠かせないもの。
大の里の背中は、まさにその努力と積み重ねを象徴しているのかもしれませんね。
まとめ
大の里の背中に見られる丸いあざは、「カッピング」と呼ばれる施術によるものと考えられています。
カッピングは皮膚を吸引して血行を促進し、筋肉のこりや疲労回復を目的とする伝統的な療法で、スポーツ選手や力士の間でも取り入れられることが増えています。
見た目のインパクトから話題になりましたが、特にケガや病気によるものではなく、コンディション維持の一環といえるでしょう。
今後も彼の活躍に注目が集まりそうです。