「0800 300 8152」という番号からの電話に出て「はい」と答えたら、自動音声が流れてすぐに切ったという経験をした方もいるかもしれません。
この番号について調べると、迷惑電話や詐欺の可能性が指摘されています。
この記事では、このような電話に出た際に情報が漏れる可能性や、フリーダイヤルに関する電話代の仕組みについて詳しく解説します。
迷惑電話への対策も紹介しますので、安心して対応するための参考にしてください。
迷惑電話「0800 300 8152」の概要
「0800 300 8152」という番号は、調べると多くの人から迷惑電話として報告されています。
一般的に、このような電話は、自動音声で何かのサービス案内を行うものや、個人情報を引き出そうとする詐欺的な目的で使用されることがあります。
一部のケースでは、受け答えに「はい」と答えることで、音声が録音され、それが悪用される可能性があるとも言われています。
ただし、電話に出たことで即座に個人情報が漏れるというわけではありません。
このような迷惑電話の目的は、受信者からの反応を確認することや、実際に電話がつながる番号であるかどうかを確認することが多いのです。
電話に出ただけで情報が漏れる可能性は？
多くの迷惑電話や詐欺電話の目的は、直接的に個人情報を引き出すことではなく、電話番号が有効であることを確認することにあります。
そのため、電話に出るだけでは通常、情報が漏れることはありません。
しかし、「はい」や「いいえ」などの返答が録音され、それが詐欺目的で利用される可能性が指摘されています。
例えば、音声を編集して契約の同意に利用されるといった事例が考えられます。
このため、見知らぬ番号からの電話には慎重に対応し、不審に思った場合はすぐに電話を切ることが重要です。
また、電話に出る際に「はい」と答える代わりに、名前や個人情報を話さない方法も一つの対策です。
フリーダイヤルでの通話料金について
フリーダイヤル（0800または0120で始まる番号）は、発信者ではなく受信者が通話料金を負担する仕組みです。
そのため、受信者側であるあなたに通話料金が請求されることはありません。
ただし、フリーダイヤルの仕組みを利用して、実際には詐欺的な有料サービスにつながる場合もあるため注意が必要です。
例えば、自動音声で「この後、○○番におかけ直しください」と誘導され、別の番号に電話をかけるように仕向けられるケースがあります。
その場合、指定された番号が有料サービスの窓口である可能性もあるため、不審な誘導には従わないようにしましょう。
迷惑電話への具体的な対策
迷惑電話を受けた際の対策として、以下のポイントを押さえておきましょう。
- 知らない番号には慎重に対応する
出る前に番号を検索し、迷惑電話の報告がある場合は出ないようにする。 - 不審な電話はすぐに切る
「はい」や「いいえ」などの返答を避け、怪しいと思ったら即座に切断する。 - 電話番号をブロックする
多くのスマートフォンには、迷惑電話をブロックする機能があります。 - 迷惑電話報告サイトを活用する
同じ番号からの電話を受けた人々が情報を共有するサイトを活用し、番号の信頼性を確認する。 - 必要であればキャリアに相談する
迷惑電話が頻発する場合、通信会社に相談して対策を講じてもらうことが可能です。
まとめ
- 電話に出るだけで情報漏洩はない
ただし、返答が録音され悪用される可能性がある。 - フリーダイヤルは無料で通話可能
ただし、不審な誘導には注意が必要。 - 「はい」と答えるのは避ける
個人情報や音声録音の悪用を防ぐため。 - 迷惑電話はブロック機能を活用
スマホの機能や迷惑電話報告サイトを利用する。 - 怪しい番号には再度かけ直さない
自動音声の指示には従わないのが基本。
