パリオリンピックで行われた柔道女子48キロ級準決勝で、日本代表の角田夏実選手(31歳、SBC湘南美容クリニック所属)が見事な勝利を収めました。
7月27日に開催されたこの試合では、スウェーデンのバブルファス選手と対戦し、延長戦の末に反則勝ちを収めて決勝進出を果たしました。
この劇的な勝利の裏には、審判の判定に対する多くの疑問の声が上がっています。
ゴールデンスコア方式での延長戦中に突如宣告された反則負け判定は、SNS上で大きな議論を呼び起こし、トレンド入りするほどの注目を集めました。
判定の謎に迫りつつ、角田夏実選手の今後の活躍に期待が寄せられています。
パリオリンピック柔道競技 2024年7月27日から開催
2024年のパリオリンピックでの柔道競技は、7月27日(土)から8月3日(土)までの8日間にわたって行われます。
試合は、エッフェル塔近くの市民公園に位置するシャン・ド・マルス・アリーナで開催されます。この仮設会場は、パリオリンピック終了後に解体される予定です。
柔道競技だけでなく、レスリングなどの競技もここで行われる予定で、多くの熱戦が期待されます。
日本代表は、男女各7階級、合計14人の選手がパリオリンピックに出場し、全ての階級で金メダルを狙います。
【角田夏実選手】準決勝延長戦の反則勝ちで話題に
7月27日に開催された女子48キロ級の準決勝で、日本代表の角田夏実(31歳、SBC湘南美容クリニック所属)がスウェーデンのバブルファス選手に延長戦の末、反則勝ちを収めて見事に決勝進出を決めました。
延長戦はゴールデンスコア方式で行われ、試合中に突如として審判が相手の反則負けを宣告しました。
この判定に不服を示したバブルファス選手は、両手を広げて抗議し、審判に詰め寄る場面も見られました。
観客席からはブーイングが響き渡りました。
試合後、角田選手とは健闘を称え合ったものの、バブルファス選手は畳を降りる際に審判に対して鋭い視線を投げかけながら会場を後にしました。
この判定に対し、SNSでは
「判定が謎」
「意味がわからない」
「審判が機能していない」
「これどうなってるの?」
といった投稿が次々に寄せられました。
その結果、「柔道の審判」というキーワードがトレンド入りしました。
審判の判定に対する疑念と驚きの声が広がり、SNS上では話題となっています。
スウェーデンのバブルファス選手🇸🇪が、この試合に納得出来ないのは当たり前の事です。
今大会の柔道の審判はあまりにも質が低い。
公平性はおろか、ルールを知っているかすら怪しい。
日本は永山選手の件で抗議すべきだし、スウェーデンも抗議するべき。#JUDO #柔道— NOooooooo♀Bcollie (@ruru1228BCollie) July 27, 2024
これは分かりにくいけど、最初の方スウェーデン側の選手が組手を両手とも自ら切って離れたのが反則の原因らしいです🤔
パっと見だと分かりにくいのでスウェーデン側の選手を肯定したいという意見も分かります。
今回のオリンピック疑惑の判定がありすぎ😓どうなってるんだ#オリンピック2024 #柔道 pic.twitter.com/gT37mdMMzl— さめさめ🦈 (@satumakawaRPG) July 27, 2024
女子48kg準決勝もスウェーデン選手への謎の指導での反則まけ。
これじゃ角田夏実も勝った気しないだろ。
オリンピック柔道のくつがえらない判定は変えないとダメだな。
審判員のレベルが低すぎる。#パリオリンピック— ヤッタラン (@saruemon1) July 27, 2024
柔道の審判制度への信頼が揺らぐ?
同日、男子60キロ級の準々決勝で、日本代表の永山竜樹(28歳、SBC湘南美容クリニック所属)は、昨年の世界王者であるスペインのガルリゴス(29歳)と対戦し、敗北を喫しました。
永山選手は絞め技を受け、主審が「待て」を掛けた後に失神していたと判断され、公式記録には「片手締め」での敗北と記載されました。
永山選手は判定に納得がいかず、両手を広げて抗議を続けました。
スペインの応援団からブーイングを浴びながらも、約5分間も畳を降りませんでしたが、判定は覆りませんでした。
準々決勝後、金野潤強化委員長、鈴木桂治監督、古根川コーチは再度審判団の元を訪れ、判定の経緯を問いただしました。
通常、「待て」が掛かった後に技の判定が下されることはなく、今回の判定に対する疑念が深まります。
この微妙な判定に対し、SNSでは「柔道の審判は大丈夫か?」といった疑問の声が多く寄せられました。
一連の不可解な判定に対する批判が続いており、柔道の審判制度への信頼が揺らいでいます。
まとめ
パリオリンピック柔道女子48キロ級準決勝で、日本代表の角田夏実選手がスウェーデンのバブルファス選手に延長戦の末、反則勝ちを収めた一戦は、審判の判定を巡る大きな議論を引き起こしました。
ゴールデンスコア方式の延長戦で突如宣告された反則負け判定に、SNS上では多くの疑問や批判の声が寄せられました。
「柔道の審判」がトレンド入りするほど注目されたこの試合は、柔道の判定制度への信頼性に疑問を投げかけました。
それでも、角田選手は見事に決勝進出を果たし、その強さと粘り強さを証明しました。
今後の試合でも、彼女の活躍に大きな期待が寄せられています。